Intellijでgolangな環境を構築する
Command Line Toolを作るならGoでしょ!と布教されたので、環境構築の備忘録を残しておく。
※追記
@kobashinG Hi there, cool article. Small observation: You don't need Delve installed to debug Go with Intellij. The plugin has it bundled ;)
— Florin Patan (@dlsniper) 2016年3月23日
と教えてもらえました :) Delveインストールは必要無さそうですね!
Intellij+golangな環境を整える
前提
- OSX EI Capitan(10.11.1)
- Goのインストールが済んでいること
- GOPATHの設定が済んでいること
- Go 1.6
Intellij IDEAのインストール
Community Editionでも良いのでインストールしましょう。 IDEAのインストール
個人的にはUltimate超オススメ。
golangプラグインのインストール
IntellijのPreference > Pluginから、goを検索してインストールする。
Debug環境を整える
現状(2016.03)Delveというツールを利用するのがデファクトスタンダードらしい。 OSX環境でのみ、インストールが非常にややこしい。
Delveのsource codeを取得する
まず下記コマンドでソースコード一式を取得しておく。
$ go get -u github.com/derekparker/delve
Command line tools のインストール
Delveのビルドに必要なため、Command line toolsをインストールしておく
$ xcode-select --install
自己証明書を作成する
Delveの実行バイナリを署名するための自己証明書を作成する。 コレが無いとOSXの環境では、他プロセスにアタッチ出来ない。
- キーチェーンアクセス.appを起動する(Spotlight等から)
キーチェーンアクセスのToolbar menu > 証明書アシスタント > 証明書を作成
証明書の名前、タイプを設定する
期間を適当に設定する(ここでは10年)
任意の設定で進める
- 証明書の保存場所をシステムに設定する
これで証明書ができた。
- 鍵のアクセス制御を設定する キーチェーンアクセスの左カラムの鍵の欄から作成した鍵を選択し、情報を見るを実行。
アクセス制御タブの「この項目の使用をすべてのアプリケーションに許可」にチェックを入れる。
- 再起動する 鍵へのアクセスが許可されるのは、再起動後の為、再起動する。
Delveをビルドしてインストールする
下記コマンドを実行する
$ cd $GOPATH/src/github.com/derekparker/delve $ CERT=<作成した証明書の名前> make install
$GOPATH/bin
に生成済みのバイナリがはき出されているので、ここにPATHを通しておく。
Intellij でBreak pointがはれることを確認する
Yeh! Let's enjoy coding with Go!
flashtoolを作ってみたよ
NexusデバイスにFactoryImageをFlashするときにいつも面倒だなぁと思ってたので、 コマンドでFlash出来るようにするツールを作ってみた。 まだ異常系ほとんど考慮できてないので、文鎮を生み出すかもしれません。 ご利用は計画的に。自己責任でどうぞ:)