Firebase Cloud Messagingを使ってみる 前編
Firebase Cloud Messaging(FCM)は、メッセージを無料で確実に配信するためのクロスプラットフォーム メッセージング ソリューションです。
FCM を使用すると、同期可能な新しいメールやその他のデータがあることをクライアント アプリに通知することができます。通知メッセージを送信することで、ユーザーにアプリを再度アピールし、定着率の向上へとつなげられます。インスタント メッセージなどの用途では、メッセージで最大 4 KB のペイロードをクライアント アプリに転送することも可能です。
Firebaseプロジェクトの設定
Firebase consoleにアクセスします
- firebaseプロジェクトの作成
Firebase コンソールにアクセスします。
https://console.firebase.google.com/?authuser=2
新規プロジェクトを作成し、AndroidアプリにFirebase を追加をクリック
手順に従って、アプリのパッケージ名などを入力します。
- google-services.jsonの配置
google-services.jsonをダウンロードし、プロジェクトのappディレクトリ配下にコピーします。
- build.gradleの修正
そして、Firebase SDKの追加を行います。build.gradleに必要な記載を追加します。
これで準備は整いました。
アプリを実行してみましょう。
コンソールからメッセージを送信する。
それでは、実際にメッセージを受信できるか確認してみます。
メッセージはコンソールから送信することができます。
メッセージ本文、タイトル、ターゲットで対象のアプリのパッケージ名を設定して送信します。
この時、端末側でNotificationを受ける対象のアプリがフォアグラウンドにいると、通知は表示されません。
アプリをバックグラウンド状態にしておきましょう。
このように通知が表示されました。
参考サイト
Add Firebase to Your Android Project | Firebase Firebase コンソールでメッセージを送信する | Firebase